お好み焼き取材で1日1枚が限界だった。中古の胃袋を抱えたライターの食日記

毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、岡本ジュン編。6月号(5月発売)の取材を行っていた4月は、肝臓も胃袋も中古品のため、無茶ができないお年頃。行きたい店も多々あるけれど、計画性のない人なので、サプライズな出会いを大切に生きていきます(合掌)
毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、岡本ジュン編。6月号(5月発売)の取材を行っていた4月は、肝臓も胃袋も中古品のため、無茶ができないお年頃。行きたい店も多々あるけれど、計画性のない人なので、サプライズな出会いを大切に生きていきます(合掌) お好み焼きにまみれた日々。今なら利きソース(広島限定)できる気がする ×日:「いっさい外食してない」(ガーン)。原稿を書こうと、スマホの写真を見返したところ、冒頭の事実に気づいてしまって愕然とする。いや、正確には外食だらけなのだ。ただ、そのすべてがリサーチなのである。 ×日:2026年6月号の担当は広島お好み焼き。いつもならひと晩で2軒、3軒とはしごするところだが、敵はお好み焼きである。調査のためには酒も飲むし、名物のつまみや鉄板焼きもひと通りさらわねばならない。もちろん、〆のお好み焼きはひとり一枚が鉄則。店主に「うちはスペシャルが看板だよ」と言われれば、全部のせの豪華版をいただくしかない。 しかし、こちらの胃袋はもはや中古。いつもなら「軽くもう一軒」という元気があるはずなのに、食べ終わると強烈な睡魔が襲う。満腹すぎて、脳が「もう寝ちゃえ」と指令してくるのだ。抗えずにベッドへ直行。翌日の昼、溜まった仕事を必死にこなすハメになる。というルーティンであった。 ×日:今日こそ2軒目で飲むぞ!と意気込み、満腹を抱えて行きつけのバーへ。悲しいかな、胃袋にはみじんも隙間がないが、「喉元まで詰まっているので、何かスーッとする強いやつを」というと、「承知しました。高圧洗浄的なヤツですね」とバーテンダーがにやりと笑う。さすが手練れ、話が早い。 出てきたのは、ハーブ系の緑のリキュールに強い酒を合わせた一杯。ひと口飲むと、強力なパイプクリーナーのごとく、食道の詰まりがサーッと流れていく......!これ、いい!視界までクリアになる気がする。とはいえ危険(?)ですので、けっして真似しないでください。 ×日:外食というか花見はしたのである。友人(インド系の会社勤務)がビリヤニを大量にもらったというので、公園でビリヤニ飲み。桜の下、女3人、ひたすら米をガシガシ食いながらワインを煽る。でもちゃんと桜も愛でたし、これ以上ないほど大満足。 ×日:友人にせがまれ、最近おしゃれスポットが急増中の蔵前をブラブラ。家からすぐなのに、実は全く把握していない。「あそこかわいいね」なんて会話が弾むかと思いきや、そこは酒を酌み交わすだけのいつものメンバー。女子的なお散歩ムードは秒速で終了し、気づけば吸い込まれるように立ち飲み屋のカウンターへ。うん、やっぱりこっちが落ち着く。 ×日:溜池で20時過ぎに取材が終わったので、ふと思い立って芝公園のワインバー『NATALIE』へ。なかなか足が向かないエリアだけど、今日は友人が店に立っている日なのだ。彼女が出してくれたのは、山菜のマリネ。山形出身の彼女、芋煮とか山菜とか、その手の扱いが本当に上手い。すこしほろ苦いオレンジワインを流し込み、青い苦みの山菜を噛みしめる。くぅ〜、これぞ春の味覚!サイコー!お好み焼きの山も無事に越えたことだし、胃袋も洗浄済み。明日からまた飲み歩くぞ〜!と夜空に吠えたかった(吠えてません)。 文・撮影/岡本ジュン ※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。 ※画像ギャラリーでは、ライター・岡本ジュンが4月にいただいた絶品料理の画像をご覧いただけます ※月刊情報誌『おとなの週末』2026年6月号発売時点の情報です。 ■おとなの週末2026年7月号は「爽快!ソーダ割り」
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