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「年率14%を35年」──一見、地味な数字がテンバガー以上のものを生む理由とは? ピーター・リンチのDNAを受け継いだウィル・ダノフのコントラ戦略(ダイヤモンド・ザイ)

「年率14%を35年」──一見、地味な数字がテンバガー以上のものを生む理由とは? ピーター・リンチのDNAを受け継いだウィル・ダノフのコントラ戦略(ダイヤモンド・ザイ)

●「年率14%のリターン」と聞いて、あなたは魅力を感じますか? いきなりですが、質問です。「年率14%のリターン」と聞いて、あなたは魅力を感じますか? 多くの個人投資家はこの数字を「地味だ」

●「年率14%のリターン」と聞いて、あなたは魅力を感じますか? いきなりですが、質問です。「年率14%のリターン」と聞いて、あなたは魅力を感じますか? 【詳細画像または表】 多くの個人投資家はこの数字を「地味だ」と答えます。 しかし、100万円を年率14%で35年回すと、約9800万円。ほぼ100倍です。テンバガー(株価10倍銘柄)どころではありません。 この年率14%という「地味な数字」を35年間の実際の運用で現実に記録した男がいます。フィデリティの看板ファンドマネジャー、ウィル・ダノフ。1990年からつい最近までたった1人で「コントラ・ファンド」(ティッカー:FCNTX)の舵を取り、今年末(2026年末)に第一線を退く予定の人物です。 [ウィル・ダノフに関する参考記事] ●割高・割安を考えず、機械的に売買するインデックスファンドの勢力拡大に批判の声。けれど株価と企業価値の乖離が拡大すれば長期投資家にはチャンス! ●ピーター・リンチのDNAを受け継いで、35年間、愚直に実行したウィル・ダノフ 私はフィデリティ在籍時に、調査部門責任者・ファンドマネジャーとして、ピーター・リンチのDNAが社内でどう受け継がれるのかを間近で見てきました。その視点から、結論を先に言います。 テンバガーは「銘柄選び」ではなく、「持ち続ける力」から生まれます。 【35年間の答え合わせ】 1990年〜2026年の累積リターン:約1万423%(S&P500は約4300%) 運用資産:関連戦略含め2800億ドル超──世界最大級のアクティブファンド 師匠ピーター・リンチの言葉は驚くほどシンプルでした。 「大きな利益は1年目ではなく、4年目、5年目に生まれる」 ウィル・ダノフはこれを35年間、愚直に実行しただけなのです。 ●バフェットがダノフに授けた「たった一言」とは? 2012年、巨大化するファンドの運用に悩んだダノフは、ネブラスカ州オマハにウォーレン・バフェットを訪ねました。バフェットの答えは一言。 「良いアイデアがあるなら、大きく張れ」 それまでコントラ・ファンドが持つ1銘柄の最大ポジションは資産の3〜6%ほどでした。しかし、この日を境に、彼は確信度に応じて、ポジションを積み上げるスタイルへ転換します。直近ではメタ(ティッカー:META)だけで資産の12%超を占めたこともありました。 確信度に比例したポジションサイズ──これは私の運用哲学とも完全に一致します。分散投資は無知へのヘッジであり、確信への報酬は集中投資からしか生まれません。 ●本当の「コントラ戦略(逆張り戦略)」とは? その最高の実例がメタです。 メタは2021年途中から2022年にかけ、高値から77%も暴落しました。 市場がメタを投げ売りする中、ダノフは最大ポジションのまま、メタを持ち続けました。結果、メタは底値から2026年1月までに700%超も上昇。S&P500構成銘柄ではエヌビディア(ティッカー:NVDA)に次ぐ第2位のパフォーマーです。 [メタに関する参考記事] ●ネットフリックス(NFLX)やメタ(META)を総悲観の中で果敢に買いに出られたワケとは? S&P500に28%もの差をつけたヒミツに迫る! コントラ戦略(逆張り戦略)の本質は「嫌われ銘柄を買う」ことではありません。成長エンジンが壊れていない企業が過剰な悲観で売られたとき、市場が我に返るまで持ち続けること。 「質× 逆張り × 時間」が揃って、初めて複利のエンジンが回るのです。 これは創業オーナーが裕福になるのと同じ理屈です。彼らは自社株を数十年持ち続けるだけ。長期投資家が目指す姿は、実は「上場企業のオーナー」そのものなのです。 ●「年15%を20年」という最もエキサイティングな目標 多くの個人投資家が陥る罠は「今年中に2倍」というような短い時間軸で投資を考えることです。 プロの勝負は「年率10〜20%を10年以上出し続けられるか」の一点。年率15%なら20年で約16倍、30年で約66倍です。 テンバガーは奇跡の一発ではなく、「時間 × 複利 × 成長企業」から必然的に生まれます。 ●有料メルマガで「テンバガーの設計図」を ダノフの引退は、個人投資家への最高の教材が完成した瞬間でもあります。 私の有料メルマガ「米国株&世界の株に投資しよう! 」では、「長期・ボトムアップ・逆張り」の3軸を現在の市場に当てはめ、一時的に嫌われているが構造的成長余地の大きい企業、10年後に圧倒的なキャッシュマシンになり得るビジネスを、具体的に解説しています。 「次のテンバガーを、落ち着いて、論理的に仕込みたい」──そう考える方は、ぜひ一度覗いてみてください。年10〜20%の複利を10年以上積み上げる道筋を、私がフィデリティ在籍時に体験した現場の視点から、いっしょに描いていきましょう。 ●ポール・サイ ストラテジスト。外資系資産運用会社・フィデリティ投信にて株式アナリストとして活躍。上海オフィスの立ち上げ、中国株調査部長、日本株調査部長として株式調査を12年以上携わった後、2017年に独立。40代でFIREし、現在は、不動産投資と米国株式を中心に運用。UCLA機械工学部卒、カーネギーメロン大学MBA修了。台湾系アメリカ人、中国語、英語、日本語堪能。米国株などでの資産運用を助言するメルマガ「米国株&世界の株に投資しよう! 」を配信中。著書『台湾系アメリカ人が教える 米国株で一生安心のお金をつくる方法! 』発売中。 ポール・サイ

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