欧米の若者が熱中する「Chinamaxxing」とは?

海外のメディアやSNSに「Chinamaxxing」という流行語が登場した。 「maxxing」はもともと欧米の若者の間で使われるネット用語で、「Looksmaxxing」(ルックス最大限向上)や「S
海外のメディアやSNSに「Chinamaxxing」という流行語が登場した。 「maxxing」はもともと欧米の若者の間で使われるネット用語で、「Looksmaxxing」(ルックス最大限向上)や「Sleepmaxxing」(睡眠最大限確保)など、あらゆるものを「最大化する」という意味の言葉だった。「Chinamaxxing」は、翻訳すれば「最大限に中国化する」ということになる。 「Chinamaxxing」は2026年初めから世界中で急速に広まり、わずか数ヶ月で関連ハッシュタグの累計閲覧数は40億回を突破。欧米の「Z世代」は、お湯を飲む、八段錦を練習する、健康のために足湯につかる、中国ドラマを見るなど、中国式の生活を真似ることに熱中し始め、「中国人」のようになろうとし、「中国旅行」を新たな生活体験と捉えるようになった。 新しい言葉の登場は、往々にして集団の新たな行動が形成されつつあることを意味する。 国家移民管理局の最新データによると、2026年上半期(1-6月)の訪中外国人は前年同期比20.4%増の延べ2291万4000人に達した。ビザ免除で入国した外国人は同30.6%増の延べ1781万5000人で、訪中外国人全体に占める割合は77.7%に達した。 以前とは異なり、外国人観光客の目的地は今や北京、上海、広州、深センに限らず、「カントリーウォーク(農村の散策)」が新たなトレンドになろうとしている。 ドイツの旅行ブロガー「Ken Abroad」さんは、「中国の農村に行かないよう警告された」という動画をネットにアップした。動画の画面に映ったこぎれいな街並み、近代的な設備、温かくあいさつしてくれる村人たちの姿は、多くの外国人ネットユーザーが中国の農村に対して抱いていた固定観念を揺さぶる強い衝撃を与えた。 米国のブロガー「Ludwig」さんと「Michael」さんは、中国旅行で自転車に乗っていて、誤って湖南省邵陽市の花橋村で行われていた宴会に迷い込んだところ、地元の村人たちに自宅へ招かれて食事をごちそうになった。このエピソードを伝える動画は海外での再生回数が1億回を突破し、「いいね」を最も多く集めたコメントは「中国人はなんて温かいんだ」というものだった。 文化・観光部(省)のデータセンターがまとめた統計によると、外国人観光客の足跡はすでに中国の約500都市に広がる。彼らはもはや人気のランドマークを訪れるためだけに中国に来るのではなく、中国の日常に溶け込みたいと強く願っているという。 こうした状況をしっかりと支える基盤となっているのは、利便性を高める政策だ。中国は現在、50ヶ国に対する一方的なビザ免除措置を実施しており、55ヶ国の国民は最大240時間(10日間)のトランジットビザ免除措置を受けられる。「消費拡大『第15次五カ年計画』」は、ビザ免除対象国の範囲を着実に拡大し、インバウンド消費環境を最適化することをさらに打ち出した。 「Chinamaxxing」が海外で流行している本質的な理由は、中国が突然「良くなった」からではない。ますます多くの外国人が、二次情報だけで中国を知るのではなく、自ら中国を訪れてありのままの中国を知り、自分の体験を共有するようになったからだ。(編集KS) 「人民網日本語版」2026年7月29日
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