【MLB】佐々木麟太郎、米国挑戦は勝海舟が一因「この名前にも、意味が込められていると思うので」

【マイアミ(米フロリダ州)23日(日本時間24日)=丹羽政善通信員】MLBドラフトでマーリンズから8巡目で指名され、20日に正式契約を交わした佐々木麟太郎内野...
【マイアミ(米フロリダ州)23日(日本時間24日)=丹羽政善通信員】MLBドラフトでマーリンズから8巡目で指名され、20日に正式契約を交わした佐々木麟太郎内野手(21)=米スタンフォード大=が本拠地ローンデポ・パークで入団会見を行い、決意を語った。ビザの切り替えが終了次第、マイナーチームに合流し、プロとしての第一歩を踏み出す。 会見場に入ってきた佐々木は帽子をとり、報道陣に一礼してから、壇上へ。着席後に帽子をかぶるように促されたが、そうした細かいところに、律義な人となりが表れていた。なぜ、この道を選んだのか。自分の生き方とはどんなものなのか。会見は、退路を断っての決意表明となった。 「(挑戦が)自分自身の生き方。良ければ、いい方に転がる。ダメであればダメな方に転がる。それも自分の責任。それも理解した上で、あえてこの道を選んだ」 昨秋のドラフト会議で1位指名を受けたソフトバンクには背番号「1」を提示され、誠意に心が揺らいだ。「本当に細かく原因、真因を突き詰めるようなデータの詳細をいただいた」と感銘を受け、帰国の選択さえよぎった。しかし「やはりメジャーに挑戦したい」との思いを貫いた。 「人と違う道を行くというか、チャレンジをしたい。まずやってみて結果を受け止める。ダメでもその次に、何か起こる。それに一つ一つ向き合えるよう、実践していきたい」 そして、続けた。 「やっぱり、この名前にも、意味が込められていると思うので」 「麟太郎」-。父が尊敬する勝海舟の幼名だ。幕末、勝は咸臨丸で太平洋横断を成し遂げた。また江戸城の無血開城を実現し、江戸の町を戦火から救った。誰も成し遂げたことのないことに挑戦し、道を切り開いていった。今一度、自身のルーツに立ち返り、進むべき道を迷いなく捉えた。 「武器である長打力、パワーの部分が評価されたと思っている。長所を最大限に伸ばすことを考えながら、まだまだ足りていないところもしっかり補っていきたい」 絶対的な長所を持っている時点でアドバンテージがある。もちろん、その自信が揺らぐ可能性もあるが「プレースタイル、生き方、それだけは忘れないという気持ちで自分らしく臨んでいきたい」-。21歳は、しっかりと前を見据えていた。 ■スペイン語習得にも意欲 佐々木の背番号「26」はあくまでも、今年指名された、という意味であり、マイナーチームが決まるまでの暫定のものという。また本人はスペイン語習得にも意欲的。マイアミはほぼ、スペイン語圏で、メジャー、マイナーには多くの中南米選手がいるため、スペイン語習得は彼らとのコミュニケーションを取る上で役立つ。
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