【インターハイ女子注目】福井工大福井「『楽しむ姿勢』を武器に、目の前の一戦一戦に全力投球」

昨年、創部2年目で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」でベスト16に進出するなど、高校女···
昨年、創部2年目で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」でベスト16に進出するなど、高校女子バスケットボール界で急成長を遂げている福井工業大学附属福井高校(福井県)。今夏、チームを率いる林慎一郎コーチのもと、自分たちの信じる「走るバスケット」で、一戦必勝の覚悟を持って夏の全国舞台へ挑む。 創部3年目を迎えた今年、チームの雰囲気は「楽しんでやっている」という明るさに満ちている。林コーチ自身も指導を楽しみながら、「今までやってきたことをやるだけ」というスタンスで選手に寄り添う。一喜一憂せず、自分たちのバスケットをやりきることを最優先する姿勢は、北信越ブロック大会を制する過程でチームに心地よい「余裕」をもたらした。追い上げられても慌てず、状況を冷静に見極めて自分たちのペースを戦いきるゲーム運びが浸透しつつある。課題であるディフェンスとリバウンドを徹底し、持ち味である走るバスケットへつなげられるかが、今大会の命運を握る。 チームが照準を合わせるのは、まずは初戦。仮に大阪桐蔭高校(大阪府)が勝ち上がってくれば。相手のホームでの戦いを強いられる。また、ガツガツと激しくファイトしてくる強敵に対し、林コーチはあえて「頑張りすぎるな」と選手に伝えている。同じ激しさで正面衝突するのではなく、当たりを柔らかくいなし、引きや抜きを織り交ぜた異なる「色」で勝負する考えだ。スタメンの3年生を中心に、途中で交代するフレッシュな1年生や、走力と運動量で高さをカバーする下級生留学生のジャロが躍動し、目標とする1試合80得点に向けて総力戦で挑む。 ◆■KEY PLAYER/F 小池昌鈴 エースの小池は高い得点力が魅力 [写真]=バスケットボールキング オフェンスが停滞した場面でも、個人技と高い判断力でチームを建て直す頼れるキャプテン。昨冬の「ウインターカップ2025」3回戦では、桜花学園高校(愛知県)を相手に36得点を挙げる大活躍を見せ、全国にその名を轟かせた。3月の負傷を乗り越えてコートに帰ってきたエースは、ディフェンスとの巧みな駆け引きから、鋭いドライブや勝負強い3ポイントシュートを打ち分ける高い得点力が魅力だ。自身最後となる夏のインターハイに向け、エースとしてどのようなプレーを見せてくれるのか、その躍動に期待が高まる。 文=入江美紀雄(バスケットボールキング編集部)
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