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ゼレンスキー氏、ウクライナ軍の総司令官を解任 国防相更迭で抗議デモ、軍内部の対立露呈

ゼレンスキー氏、ウクライナ軍の総司令官を解任 国防相更迭で抗議デモ、軍内部の対立露呈

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、軍のシルスキー総司令官を解任した。ウクライナではここ数日、高い人気を誇るフェドロウ国防相の更迭に抗議するデモが続いていた。 ウクライナではフェドロウ氏が先週解任されたことをきっかけに、数日にわたって街頭デモが発生。対ロシア戦争の戦略を巡る軍内部の前例のない対立が露呈する事態にもなった。 ゼレンスキー氏は21日、フェドロウ氏に対し「国家の技術部門を統合し、その...

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、軍のシルスキー総司令官を解任した。ウクライナではここ数日、高い人気を誇るフェドロウ国防相の更迭に抗議するデモが続いていた。 ウクライナではフェドロウ氏が先週解任されたことをきっかけに、数日にわたって街頭デモが発生。対ロシア戦争の戦略を巡る軍内部の前例のない対立が露呈する事態にもなった。 ゼレンスキー氏は21日、フェドロウ氏に対し「国家の技術部門を統合し、その発展を確かなものとすることを担う政府内の要職」を提示した。提案が受け入れられたかどうかは定かではない。 35歳のフェドロウ氏は、テクノロジーや兵員募集に革新的な手法をいち早く取り入れて評価を確立したが、ウクライナ国防当局の主流派の他メンバーとは対立していた。 フェドロウ氏が国防相を務めた半年は、ウクライナが戦場で成功を収めた最近の時期と重なっていた。このため、シルスキー氏との意見対立を背景にした更迭は、軍総司令官への反発を招くことになった。 フェドロウ氏の政策は、新しい軍事技術、特にドローン(無人機)の戦略的重要性に重きを置くものだった。ドローンは戦場でのロシア軍の前進を食い止める一助となり、ロシア国内奥深くの石油精製所に広範な被害を与える役割も果たしている。 フェドロウ氏の解任に抗議するデモが続く中、シルスキー氏の今後をめぐる臆測が高まった。ゼレンスキー氏は20日、ウクライナ軍の有力な将官数人と会談。ゼレンスキー氏の側近は「社会の立場に耳を傾けた」との遠回しな声明を発表した。 公の場でめったに意見を表明しないシルスキー氏は20日、地元の軍事メディアに論説を寄稿し、フェドロウ氏を不快にさせたのであれば謝罪するとつづった。また、ドローン部隊を軍の独立した部門として設立したのは自分だと主張し、ドローンの幅広い使用を支持していないとの指摘を否定した。 シルスキー氏の後任には、ウクライナ軍の統合軍司令官を務めるミハイロ・ドラパティ氏が就任する。ドラパティ氏は2014年、マリウポリの分離主義者のバリケードを装甲歩兵戦闘車で突破する動画が話題となり、国内で広く知られる存在になっている。

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