空自T4練習機の墜落「直接的な原因は特定できず」調査結果公表 不適切な操作で荷物が動いた可能性指摘

航空自衛隊のT4練習機が2025年5月、愛知県犬山市の入鹿池に墜落して隊員2人が死亡した事故を巡り、航空幕僚監部(空幕)は31日、直接...
航空自衛隊のT4練習機が2025年5月、愛知県犬山市の入鹿池に墜落して隊員2人が死亡した事故を巡り、航空幕僚監部(空幕)は31日、直接的な原因は特定できなかったとする調査結果を発表した。フライトレコーダー(飛行記録装置)が搭載されておらず、客観的な裏付けとなる情報を十分に確認できなかったことを理由に挙げた。同時に、隊員の不適切な操作や、操縦席への物品の持ち込みなどが事故の要因になった可能性があると指摘した。 ◆フライトレコーダー搭載を進めるも改修作業を終えたのは2機だけ 監視レーダーから判明した練習機の速度や高度のデータなどを基に、事故原因を調べた。 ▽乗員が上空で不適切な機器操作を行い、規定された速度を超過していることの確認がおろそかになった ▽高速度で降下したため、機内に持ち込んだ荷物がずれて操縦かんに接触した などの複数の要因が重なって、事故に影響した「可能性が考えられる」と言及した。 ▽乗員が上空で不適切な機器操作を行い、規定された速度を超過していることの確認がおろそかになった ▽高速度で降下したため、機内に持ち込んだ荷物がずれて操縦かんに接触した などの複数の要因が重なって、事故に影響した「可能性が考えられる」と言及した。 森田雄博空幕長は記者会見で「事故を極めて重大なものと受け止めている。安全確保を最優先として再発防止に取り組み、信頼回復に全力を尽くす」と話した。 事故は2025年5月14日、小牧基地(愛知県)を離陸して所属先の新田原基地(宮崎県)に向かっていた際に発生した。これを機に、空自はT4練習機へのフライトレコーダー搭載を進めているが、これまで改修作業を終えたのは2機にとどまる。(木谷孝洋) おすすめ情報
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